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悪人

◆監督
李相日

◆出演
妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、塩見三省、池内万作、光石研、余貴美子、松尾スズキ、宮崎美子、樹木希林、柄本明


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なにこの無駄のないメンツは…。


「おくりびと」みたいに日本公開が終わって(あれ途中だったけ、アカデミー賞もらったの)から、深っちゃんに賞を贈ってもよかったんでね?と思ったのはぜったいに モントリオール効果 と思われる地元映画館の観客の数。絶対少ないはずなのに、人が多かった!そして思った通り携帯の電源切らずにバイブ鳴って、それでも電源切らずになんかメールチェックしている人がいたんだもん。めちゃいい場面で。

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すっごい叫びたかったんです。

【物語】
いろいろな「わるい人」が出ている話。


以下、感想
ネタバレしてまっす。

とりあえず、ついったにメモったのが、登場人物に「マスオ」という人物がいてやたらと知人から「マスオ君」と呼ばれていてそのたびに言い知れぬ違和感を覚えた、というのが冒頭の感想。おーい。
え、だって、マスオといったら「マスオさん」。「マスオ君」と呼べるのは波平さんくらいだと思うのです。日曜の夕方的に。でも観たのは日曜のレイト。

と、物語にとても関係のない感想から始まり~

妻夫木くんはあれだけ露出しているのに未だ顔が覚えられずにでもイケメンという認識でいたので、スクリーンに出た瞬間の冴えなさっぷりに役者だなぁと思いました。

絵里ちゃんばかり話題になっているけど 柄本明さん の存在が素晴らしかったです。
娘を殺された父親の役。
娘さんがちょっと勘違いして思いを寄せていた大学生(殺される直前まで一緒にいて、餃子の匂いに我慢できずに人通りのない山道でアウディから女の子を蹴落として名古屋まで逃げて、慣れていなさげなカプセルホテルでお母さんを呼んでいたヘタレが自由の身になった途端に己の恥ずかしい行動をなかったことにしていたヘタレ)が死んだ娘を肴に楽しそうにしている場面を見ているときの台詞でだぁー。さらにそのとき、必死に走る絵里ちゃんの姿にもだぁー。

結果的に男が女の人を殺したと言う事実は消えなくて、その背後にあるかもしれない事実を追いかけているような話で、人殺し=悪で、ほかにも悪いことはたくさん横行しているけれどもいちばん目に付きやすい、色々な面で悪とされている殺人に全部の目がいってしまっているんだよという話かなと勝手に思いました。
だから、もしも裁判になったときに殺される直前に女の子がとった言動は採用されるのか否かがとても気になる。

にしても、樹木希林さんが乗り込んだバスの運転手は 漢 でしたね。背景になにがあろうともあの瞬間の運転手さんは男前だと思います。

そして樹木希林さんはなんであんな平平凡凡なおばあちゃんをナチュラルに演じていらっしゃるんだろう、本当に不思議すぎてたまりません。
樹木希林さんと分かるのに、分かるのに、劇中ではちゃんと登場人物のおばあちゃんとして見ている自分がいます。

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エンドロールで思った事>>
塩見三省さんや池内万作さんのお名前が上がってきたときもそうなのですが、"モロ師岡""河原さぶ""でんでん"と続いた瞬間に、火サス!?と錯覚してしまった。どこにお三方がいらっしゃったのかは不明ですが、何故だろう……。

あと、九州北部が舞台だったのでほぼ方言で演技されていましたが、方言指導に、博多弁・佐賀弁・長崎弁とあって、こちとら別の方言スピーカーなので、違いが分からない という作り手がこだわっただろうに全然伝わっていないという…。


そんな感じでした。

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テーマ:邦画
ジャンル:映画
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