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弁護側の証人

小泉喜美子・著/集英社文庫

帯の「各氏絶賛」に惹かれて手にとって(薄かったし)、
即日読了。

胸の間の骨のあたりが痛いくらいにドキドキしています。

トリックとかそんなのはもういいのです。いつも分からないし。
読み進めていって、気持ちよく騙されたことが分かった瞬間から
ラストまでの動悸がたまらなく心地よい物語でした。

最初にまとめると

"面白かった!!!!!"

と声を大にして言いたいです。だからフォント大きめ。


弁護側の証人 (集英社文庫)弁護側の証人 (集英社文庫)
(2009/04/17)
小泉 喜美子

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■物語

大金持ちの老人が殺され、犯人が暴かれるまでの物語。

以下、感想文。そこはかとなくネタバレ

ストリッパーと書いてあるのに、
どうしても「エダ」さんがたくましい女装男性として脳裏に描かれて、
弁護士さんが不憫な人に見えてしまう。
のは、なんでもないことです。

過程のなか、
ミステリではいつも騙されているので今回もどうせびっくりするんだわー
とタカをくくって、絶対に伏線ではない箇所を気にしていました。
(スリップとか、トイレットとか、いつの本だと思ったら、
1963年刊行。うっわー)

使えないボンボンとか昼ドラに出てきそうな、
生まれてからお金に不自由していないマダァムとか、
ところどころに古いドラマの陰をみて、
だんだんと大丈夫かなぁ、時代が…と思っていたらとんでもなかった。

全てがひっくり返され、彼らがどこにいたのか分かった瞬間
わ―――――!!
ってなって終幕。

昭和がどうした、面白い物は昭和でも大正でも明治でも面白いんだ。

あらためて冒頭からちまちま読んでいくと、
あぁもう舞台は整えられていたんだなぁと思います。

主人公の女性の台詞や、彼女の一人称で語られる場面、
そして面会している旦那さんの言葉などなど。

分かって読んでもまた楽しい。

すごいすごいすごい。

と、単純なわたくしは思ってしまうのでした。

いや本気で。

まだ動悸がおさまりません。



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