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セントアンナの奇跡

監督/スパイク・リー
出演/デレク・ルーク、マイケル・イーリー、ラズ・アロンソ、他


【物語】
1980代のニューヨークで殺人事件から、
第二次大戦中、ドイツ軍により破壊された橋の像が発見され、
一気に40数年前のイタリアへ。

上映時間163分。

でも、見ごたえありました!

↓感想。ネタバレしてます。

【感想】



肌の色で差別、というのを戦闘中にまでやっていて
人としてというより、上官として生きて本国に戻すとか
勝つ気はあるのだろうかと本気で考えました。

兵士として戦地に行って明日をも知れない命なのに、
敵どころか、味方であるはずの人からも命を守らないと
いけなかった人たちの物語、にも見えました。



ニューヨークと第二次大戦最中のイタリアとどうつながり、
「セントアンナ」と「奇跡」はどこに…と思いながらみていたら、
途中からイタリアの石畳にアメリカ軍の軍服が
おそろしく似合わないことに気付きました。

背景にたいして、軍服が似合わないとしみじみ思ったことがなくて、意外でした。

どこの軍服ならいいのかといわれるとこまるけど、
少なくてもドイツの軍人がイタリアの村にいることや
戦争自体にたいする嫌悪などをのぞいて、
あんまり不思議には思わなかったので、見慣れてないだけかなあ。




アメリカ黒人部隊の方々が戦線を超えて小屋で子どもを拾って
トスカーナあたりの小さな街にたどりついて、
レジスタンスがいて、もちろんドイツ軍もいるけどイタリア軍は何処?
という状況で、ようやく登場した「セントアンナ」という言葉。

奇跡じゃなくて、虐殺でした。

英語とドイツ語(多分)とイタリア語(多分)で聖書を唱えるシーンがあり、
言語が違っても宗教同じで、どちらも同じ十字架を信じているはずなのに
戦争は宗教を超えているかのような行いに絶句。

こんなななか奇跡は起こるわけもなくて、
彼が助かったのは一欠けらの良心のお陰でそれが奇跡なのかと
観続けていたらやっぱり奇跡なんかないんだよというまま戦後へ。




ところで、冒頭のローマのいちゃこらカップルはともかく、
青空テラスでコーヒー(?)を飲むナイスミドルが半端なくかっこよくて
最初はいちゃこらカップルが伏線かと思えば、
いちゃこらかっぷるはただ壮年の男性にあることを教えるだけの
存在というか、その報せ方が素晴らしかったです。
(パンフレットにもしっかりと1シーンが見開きに載っていて、
どこのブランドのイメージ広告だと、いうくらいに素敵な写真でした)
その後の黒いコートを翻して歴史ある街を駆ける姿も素晴らしかったです。
こんな素敵なシーンがなぜ戦時へ繫がるのでしょう。
パンフ写真に惚れこんだのは、「我が教え子、ヒトラー」以来です。最近だ。

物語の冒頭数分のシーンなのに熱くなるくらい、
パンフレット5-6頁はかなりのオススメです。



最後の奇跡の時、戦争を生き残り郵便局で間もなく定年を迎えるはずなのに
いきなり殺人を犯した男性が砂浜を歩く場面。

「あるもの」に近くになるにつれ、
くしゃくしゃになる手前の表情がなんともいえず素敵でした。

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テーマ:映画感想
ジャンル:映画
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