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レイン・フォール/雨の牙

監督/マックス・マニックス
出演/椎名桔平、長谷川京子、柄本明、ゲイリー・オールドマン、他

観てくれと頼まれたわけでもないのに鑑賞。


【物語】
日系アメリカ人の殺し屋ジョン・レインが、東京へ出稼ぎに行き、
お仕事をする。が、すったもんだがあって、標的の娘・みどりとともに
逃げることになる。

渋い俳優はたいそう素晴らしかったです。
小木茂光さん、柄本明さん、浜田晃さん、
の素敵な刑事さん(じゃない人もいますが)、
を2時間ドラマにもっていったらとっても美味しいのではなかろうか。
ゲストでホルツィアー(役名)。湯けむり旅情ミステリなんぞで。

以下、感想文。ネタバレしています。が、8割は絶賛していません。
物語とは直截に関係のないところで楽しまないとやってられなかったのが
正直なところ。

だから、物語とはまったく関係ない感想です。


CIAはS★NYの手先であり、
アメリカ中央情報局を相手にするのは日本では国家公安委員会ではなく
所轄の刑事で充分だそうです。

いや、柄本さんに不足があるわけではありません。
むしろ、直接対決してくれればそれなりに楽しめたのかもしれません。
日米のスケールのちぐはぐさに首を傾げるばかり。

だからもうなんか、椎名桔平と長谷川京子の逃避行には全然緊張感ないし、
椎名桔平は殺し屋のくせに喋りすぎだしというより
状況説明を観客にわざわざしていますよ。
ゴルゴもレオンもそんなことしないよ。
あ、あの台詞がなかったらハセキョーの立場が
さっぱり分からないところでした。
つか、長谷川京子って初めてマトモに観たけど、
黙って立っていれ美人なのに(以下略)。

2人は東京の街をせせこましく逃げ、
CIAの頼みの綱は都内のあらゆる監視カメラ。GPSはどこへいった。
ほかに手段はないのか、合衆国の諜報部員!
あまりのショボさに、実は日本はさほど重要な国でもなくて、
経費節減されているのかと思いました。

2人が暢気に移動している間にも、
CIA東京出張所(?)では、ゲイリー・オールドマンがやきもきして
ちょっと切れ気味で、それはそれで素敵なんだけど、
多分それはジョン・レインが見つからないせいじゃなくて
部下がちっともCIAっぽくないからだと思う。
思いっきり怪しい日系CIA職員は、尾行がへたっぴ過ぎて
社員研修する間もないのか、CIA!?
火サスの探偵のがよっぽど尾行が上手いよ。誰とは言いませんが。

そんなゲイリー・オールドマンを陰日向に支える清水美砂さんがいいですねぇ。
カンヅメの上司に、シャツのアイロンがけをして上げているのも
彼女だったのでしょうか。

そして、なぜか登場する柄本明さん(所轄の刑事)は、
ジョン・レインの身上調査書を見る。
このとき、ジョン・レイン[日系アメリカ人、海援隊海兵隊経験有]の
特技っぽい項目欄に書かれているのは、なんと英語が堪能
日本人に日本語が堪能、殺し屋の特技欄に「殺し」って書いているみたいなものじゃなかろうか。
ほかに趣味特技はないのか、ジョン・レイン。

CIA東京出張所のPCはVAIOで、別にダミー会社でやっているわけじゃないんだから本国のPC使えばいいじゃん。それとも、現地で調達しろと言われたのか。

ゲイリー・オールドマンがちいとも見つからない椎名桔平たちのために
デスクで仮眠をとっているのに、2人は愛の逃避行。新幹線でどこに行く?
と思えば、翌日にはもう帰京してました。
追われている自覚があるのかないのか、どうでもいい過去話でなかなか寝ない二人。
伏線かと思えば伏線でもなんでもなく、
そんなシーンを撮るくらいなら、激務の合間に休憩をするホルツァーとか
柄本明さんとか出せばいいと思いました。

なので、物語のメリハリはありました。

逃げる二人が逃げているときはだらけて時々イラッとして、
ホルツァーさんや柄本明さんが出ている時はまったりとして。

ホルツァーさんが、やっとこ見つけたジョン・レインを
自ら追っかけにいったときはやっぱりもうカンヅメは
やだったんだぁとか、駄目です、尾行になりません、
素敵に目立ち過ぎますと思いつつ、
その後コインロッカーでやんちゃをしたときは目頭があつくなりました。
やーめーてー、ゲイリーにそんなことさせないで。

忘れてならないのは、ゲイリーをダシにやたら宣伝していた、
椎名桔平とゲイリー・オールドマンの直截対決。
上司だけが居残り残業か、CIA東京出張所!!
追いついてない、追いついてない。誰が誰にとは言いませんが。

主役が出ている何割かのシーンを本気でいらない、
時間のムダと思った映画は初めてかもしれない。

結局なにをめぐって逃げたり追いかけたりしていたのかは
最後まで分からずじまいです。


***まとめ***

映画としての面白さを求めるのは最初から放棄して観に行ったので
さほど落ち込みませんでした。こんな感想でも。
ただ、想像のナナメ上をいく内容でした。あまりに物語がなさ過ぎて。
で、結局、メモリスティックはなんだったんだろうか。

名優達(と書いて渋いおじさま俳優と読む)には役不足の嵐。

癒しはCIA東京出張所の所長(局長)さんと、にゃんこ。

この映画の奇蹟は、ゲイリー・オールドマンが登場したことです。
それだけで、公開日を待ちわびていたのですから。
そうしたら、本当にそれだけの映画でした。自分にとって。

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テーマ:映画感想
ジャンル:映画
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