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チェンジリング

監督/クリント・イーストウッド
出演/アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコヴィッチ、ジェフリー・ドノヴァン、コルム・フィオール、他


予告編のみの前知識
「行方不明になった息子が帰ってきたら別人だけど
誰も信じてくれない女性の、真実の物語」、
だけで観にいったら半泣きになりました。
アンジェリーナ・ジョリーからは遠いところで。

【物語】
1920年代、アメリカ・ロサンジェルス。
クリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)の一人息子ウォルターが失踪。
数ヵ月後、警察が発見した報せを受けて息子と再会したが
その子どもはまったくの別人だった。
(上記の前知識をもっと長文にかえただけの文章)


以下、感想文。ネタバレ、ネタバレ


すげえ、こじつけ(登場人物の言動が)。

育ち盛りの子どもがまるくなって帰ってきたのに7センチも身長を縮んだのを誘拐されていた間の恐怖からとかなんとかで片付けた医者がすごいです。

無茶が通れば道理が引っ込む、というのを実践していたロス市警でした。

未成年者が不法入国しているからカナダに送れという別件でそこへ行った警察官が子どもを保護しところから、物語が急展開。

荒野に佇む荒れ果てた民家(どこまでが庭だ)にやってきた警官(男前)の目線でスクリーンに映し出される、いろいろな生活用品(主に刃物)に、一人の母と腐敗した警察組織との物語じゃなかったのかと涙目になりました。
いきなりホラーやサスペンスの世界へ突入。
途中に車を故障させた青年が登場したときから、なんかいやな緊張感に包まれる。

物影とか背後からいきなり出てワー・キャー・血がどばー、は本気で苦手なのでこのあたりは半目で観てました。
捕まえた少年の証言から事件が発覚したものの、半信半疑で現場に戻り、その子どもにスコップを持たせて埋めたという場所を掘らせるのは酷だなと思いつつ、見つかったらやめていいと言って泣き出した子の背中を撫でる背広姿の警官が反則でした。かっこいい…。

それはそれとして、全く別人の子どもを息子として押し付けられた母親が訴えだすといきなり拉致してこっそり精神科病棟へ放り込み、ここでもまた話がかみ合わないというより、最初から「異常者」として扱う医者・看護師・その他。
怖い時代があったものです。

そこへ颯爽と登場する牧師様(ジョン・マルコヴィッチ)。
牧師って言わなきゃ分からない背広姿。

結末としてはなんともやりきれない物語。
息子ウォルターが消息を絶った後の、彼の生きた姿を垣間見える場面があってそこがもう切なくて、なによりこれが実話というのが恐ろしいです。

精神病院送り、言葉が通じないもどかしさ、苛立ち。

パンフレットのイーストウッド監督の言葉
『人はなんと残酷になれるのだろうか。
しかし、残念なことにもう二度と起こらないとは断言できない。』


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テーマ:映画感想
ジャンル:映画
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