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楢山節考

深沢七郎・著/新潮文庫

まあ、なんといいますか。
表題作、他3編。

読んだのは、「楢山節考」のみ。


■物語
姥捨山の話。

口減らしのために、老いた人を山へ捨てる

という話。

以下、感想文

方言は読みにくい!

というのはおいておきます。

主人公は「おりん」さん。
子持ち子もちやもめの息子と、その子たちと住むおばあさん。
年をとった老人を山へ捨てるならわしがあるのだけれど、
おりんさんは嫌がるどころか、胸を張って山へ向かう準備を進めていく。

歯が丈夫なのはご飯を余計に食べるから恥ずかしい事だから
健康な歯を無理矢理石で折ったり、
ひ孫の顔をみるのもよろしくないので、生まれそうになったので
急ぎ足になったりと。

痛くて痛くて悲惨なはなしなのに、主人公は何年も前から
息子に負われて山へ向かう準備をしている姿に、
後ろ向きなんだか前向きなんだか分からなくなる。

死にに行くというより、お山の神様の所へいくための準備。
死を避けず、立ち向かいもせず、粛々と受け入れる。
その一方で、抗う人もいるけれど、諦めが悪いなんて思えない。

潔すぎる人間像を読ませられるのは、
往生際の悪い、フトコロの狭い己が、
より醜いものだということを指摘されているようで
いやなのでした。


なにより、こんなに短い物語とは思わなかった。

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テーマ:ひとりごと。
ジャンル:日記
コメント
こんにちは
初めて書き込みます。よく参考にしています。また遊びにきます。
2008/10/23(Thu) 04:40 | URL |  | 【編集
こんばんは。
コメントありがとうございます。
参考にするところがあるのか謎ですが、宜しくお願いします。
2008/10/23(Thu) 20:36 | URL | きな | 【編集
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