上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
こころ

夏目漱石/新潮文庫

ここに二冊の本があります。

「新潮文庫 夏の100冊 2008
「新潮文庫 夏の100冊 2007

の帯がついたもので、タイトルはともに「こころ」。
著者はもちろん、夏目漱石。

手帳じゃないんだから、毎年買う必要はないと思います。
2007年版を見つけたときは泣きたくなりました。

で、読んだのは先日購入の白い「こころ」。

以下、感想文
現国には一部しか載せておらず、それで何を学ばせたかったのか
さっぱり分かりませぬ。

物語を読む面白さを教えてくれる本だと思います。
本当にこれが約100年前に書かれた本なんだろうかと思うくらい
(じゃなきゃこんな分厚い本が300円台で買えるわけがない)
読みやすい文体でした。

「私」の言葉で語られる先生と彼の出来事、と、
最終章で「先生」の言葉で語られる告白文。
ぶっちゃければ三角関係の話。
さいきんの恋愛小説だったら裸足で逃げ出す私ですが、
三角関係のことなど気にせず読めました。

「私」と出会った「先生」がおいくつぐらいなんだろうかと考え
(もしかして文中にそれらしいことがかかれていたら見落としています)
どうしても私の脳内では20代後半~30代前半で止まってしまっています。
でもって、奥様はきれいで可愛らしい人。

そうやって夢を見ながら読むとさらに楽しめる素敵な小説。
すごいぞ、夏目漱石。

月一回親友の墓を参る先生とか、
縁台で寝そべる先生と私とか、
彼らの「心」とは別に、なんか、いい、いいんです。
「先生と遺言」での先生の思いが誰に向かっているのか
(Kなのかお嬢さんなのか)、
色々と勝手につたない想像をめぐらせてしまいました。

「先生と私」や「先生と遺言」で語られる散歩コースがいいなあと思い、
先日上京した折、雑司が谷へとぼとぼ歩いていったら、
死にかけました。
夏にするものじゃありません。

しかし10代のうちに読んどけといわれる代表的な本ですが、
いつからそんな風に言われるようになったんだろう。
人には向き・不向きな時期があるんだ。
スポンサーサイト
テーマ:読んだ本
ジャンル:本・雑誌
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。