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舞姫

森鷗外・著/新潮文庫

『阿部一族・舞姫』(新潮文庫)の一篇です。
国語の教科書に載っていた物語。
中島敦ほどにはのめりこまなかった。無理。

夏目漱石と同じ世代のくせになんだこの読みにくさ!
(比較対象は『坊っちゃん』)

以下、
感想文を書けという課題をたまわったとき、
居残りしても原稿用紙(400字詰め)の半分も辿り着きませんでした。
のに、数年(控えめな表現)の時を経て再び
感想文



訳注注解の嵐で、1ページ読むのに何度後ろを読んだことか。
全ッ然進みません。
日本語訳が欲しいようと思って読んでいたけれど、正しくは現代語訳が欲しい。

■物語
ドイツに渡ったキャリア官僚の豊太郎が現地で金髪美人と相思相愛になって仕事クビになって、
仕方ないから娘さんと同棲(姑付)した話。
このまま朽ち果てていくと思いきや、知り合いに偉い人を紹介されて再びのし上がるチャンス到来!
そのためには娘さんとは別れなければならない。どうする、豊太郎!!

どうするもこうするもないけれど、
ものすごく不実な物語をよく教科書に載せていたなぁ。
あ、源氏物語もがっつり不倫とかいろいろあるから、
道徳も千古の名文(よく分かりません)の前には塵に等しいということでしょう。

それはそれとして、感想………
言葉を追うことに必死になって、気が付けばエリスがえらいことになっておしまい。
豊太郎の愚痴で結ばれて、本来ならすっきりしない終わり方なのに、
妙に後味よく、尻切れトンボと思わなかったのがすごいなぁと思いました。

■まとめ感想
お友だちの相沢謙吉が福沢諭吉に似ているなぁと最後まで思い続ける。
エリスは豊太郎のどこが良かったんだろう。
国家公務員の偉い人が海外研修に行く際、「海外で気をつけること」の一例として
教えられる話のようだと思いました。



森鴎外と言えば、「ヰタ・セクスアリス」。
この「ヰ」という文字をどう読むか未だに覚えられない。

本当は「阿部一族」が読みたかったのでした。

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