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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)

監督/若松孝二
出演/坂井真紀、ARATA、並木愛枝、他、佐野史郎さんとか

生まれる前なので出来事は知っていたし、
母親がリアルタイムで観てたわぁという程度の認識。

―――――上映時間190
理想の上映時間は90分としている自分には過酷な話でしたが、
時間の長さを感じさせない映画でした。
その点ではいい映画だったと思います。

ただし!登場人物に関しては物凄くむかつきました。


以下「映画」の脳内ダダモレ感想文。
ネタバレ、登場人物に対する印象はかーなーり悪いときた。

登場人物のひそみにならい、文章は無駄に長く改行は少なく。いつものこと~。

■(比較的)まじめな感想

それまでの連合赤軍のイメージは、
「難しい本を読んで洗脳された頭のいい人々が、盗んだバイクで走り出した挙句に別荘に立てこもってしまった」というもの。その後、なにかでリンチ殺人も起きていたことも知ってますますわけわかめに。
しかし、自分で調べようと思うほどに興味はなく、映画ができたので渡りに船。

最初は学費値上げ反対というので、学費も知らない学生よりはしっかりしてんなあと。しかし安田講堂ときくと三島由紀夫しか出てこないのになんであの人は出てこないんだろうかと不思議がっているあたり、やっぱり分かっていない。
そのうち捕まったり逃げたりして、行き着いたのは強盗って。強盗って…!!
弱者の味方をほざくわりに地元の郵便局襲うってどうよ。しかも、借金苦ではなく、「崇高な目的」を標榜しているのが、学のある奴の言い訳だから余計に腹が立ち、このころから胃がムカムカしてくる。

そのうち仲間を殺して山に逃げ込んで。やがてはじまる私刑(総括とやらですか)。

ちなみに…偉そうな森っちをはじめ、話す言葉がいちいち難しく、文章にしたら7割漢字だよ、こいつら。そして難しそうなことを仲間(彼らの間では同志)の前で言ってるなぁと思ったらカンペとかあって、ああ、なんだこいつ、結局自分の頭の中でも理解してないんじゃないのかと思うなどする。
人を説得したけりゃもっとわかりやすく言えと、なにか主張しだすたびに蹴飛ばしたくなって仕方ありませんでした。
この人たちは、きっとブルジョアーとかプロレタリアートとか(上映終了後も覚えていられた単語)、なんかほかにも言葉を使っていたけど、そんな言葉を使うことで、他人とは違う自分らにうっとりして、自分達の言葉を理解できない「頭が悪い」ヒトはいらないんだろうな。って、結局大人はわかってくれないとなげく子どもとかわんないじゃないか。

そして。

山篭もりでやたら出る「ソウカツ」。漢字で書くと「総括」。
森っちや永田さんはやたらソウカツを連呼して人に強要するけど一度も自分ではやっていない。
ここでもう最悪気分が襲ってきました。

ソウカツ…男の場合
腹狙って死んだら、目覚めることができなかった奴が悪いって。
「死ぬとは思わなかった」と同じ言い訳を、ちと頭がいいから、表現をかえただけじゃないか。
もう森が喋るたびに頭を叩きたくなったよ。顔がいいから黙ってりゃいいんだよ。
もう言ったもん勝ちというか、なんかとにかく「こいつが嫌い」というのを、やっぱり難しい言葉で誤魔化しているだけですよ。

難癖つけて正座させていた女の人から、「目が可愛い」と言われて「指導者をどういう目でみてるんだー!!」とお怒りになるわけですよ。
今までリンチされて殺された人にしていた彼の主張を借りれば、「可愛いといわれるのは、あんたに隙があるからだー!」 と呪われてもよかったんじゃないかなと思うわけです。

ソウカツ…女版
ナガタさんが委員長で、以下もてない人達。学校の女子トイレみたいな、銀魂の合コンみたいな…(お妙さんは強いから好き)。
ナガタさんがいちいちむかついて、トオヤマさんにいちゃもんをつけたのも美人さんに嫉妬する以外自主規制。と思ったらパンフ読んだら、理由は別の所にあったらしい。そうはみえません。
むかついたのは銭湯いって帰ってきた仲間を非難するんだけど、自分は森っちとラブラブだよ。
しかもナガタさんは訓練してないし、なんであんなに偉そうなんだ。
いちいち人の上げ足とって、あんな人をよくリーダーに据えようとしたなと感心。

森と一緒に結婚報告したところで、むかつき度MAX!!(坂口氏と恋ナカなのは知りませんでした)
人が銭湯に行ったことを非難して、自分達はらぶらぶとしけこんでいるんだよ。なんじゃそりゃ。

男女関係をあげて人を殺して、自分らは「主義的に正しい」。
意味わかんなくなり、資本主義アメリカ帝国主義レーニンなんちゃらが一気にウソクサクみえてきました。最初から彼等の話す言葉なんてわかっていないけど。あーあほくさ。

■お笑い感想
立て篭もりで、警察による故郷の母親作戦。
公衆の面前でまーちゃんとか呼ばれたら恥ずかしくて反抗したくなるよ。
事態は深刻なんですけど。一瞬だけ、拡声器使った母親の説得を聞きながら黙する20代成人男子がかわいそうに見えました。

■まとめ
お兄ちゃんをソウカツされた弟くんが最後に泣きながら叫ぶ。「勇気がなかったんだよ」。
その言葉、森とナガタにいってもきっと心に届かないよ。
山ごもりしていた時から、大人達から食器洗いなどの雑用をおおせつかって黙々とこなし、次々殺されていく人の死を黙って看取っていた彼がいちばん冷静だったんじゃないかなと。

とかいいながら、物語は1972年で、
あの弟くんもいまでは立派なおっさん。世の無常を感じます。

ちなみに「目が可愛い」と言われて怒った森っちのようなのを21世紀ではツンデレというのでしょうか?
いや実際に演じていた人はきれいな顔立ちでした。

ナガタさん。遠山さんが化粧したり服を着替えたことにいちゃもんをつけてたわりに、自分も眉が調って肌はツルツル。
しかも、恋人のARATAといい、森さんといい、なんでもてるかは不明。

自分とこの組織をまとめられない、自分の主張を仲間(同士)にも伝えられない男が、なんとか人を率いようとしているけど全然ダメなのに気づいていない。そして逆ギレ。
頭数がいるはずなのに、次々自分から減らしているをみるにつけ、国家権力に対する反抗なんかなんでもなくて、自分の小さな王国を守ろうとしていただけにみえました。
ついでに、ナガタさんは、森さんキャラクタにかこつけ、己のヒステリーを「きょうさんしゅぎ」に隠しつつ、ストレス発散している、そんなイメージでした。

以下(の感想以外は蛇足じゃないのかと言われるととても困る)蛇足
あさま山荘に篭城した人はもっと多いのかと思っていたら、5人だけでびっくり。
あさま山荘とそこに至る過程の事件で、一番の有名人だと信じていた「しげのぶふさこ」さんが、実はとっとと海外に行っていたことに、もっとびっくり。
さらに演じていた女優さんが美人で、自分が思い描いている「しげのぶふさこ」とかみ合わなかったです。

何よりも、パンフレットが1,470円。
映画における最大の驚きです。
シナリオがついているけど、思い出しムカツキをしそうなので読まない道を選びます。

って、そこ読めば、連中が言っていた難しい単語が出ているんですよね。もおいい。

そして感想文を書いた後で気づく。
映画の最中、彼らは世間になに一つ主張していない。
してたらどこでしてたんだろう・・・。はてさて。

以上、映画の感想でした。
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テーマ:日本映画
ジャンル:映画
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