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閉鎖病棟

帚木蓬生/新潮文庫

今年最初の読了小説。

しずかに物語が進み、ゆっくり読んでもいいかなぁと思いながらも、
どうしても気になって気になってしまう。

ドリア食べながら読んだけど終わらず、
次に入った喫茶店で珈琲一杯で粘って読了。
すいません、喫茶店の人。
今度、サンドイッチも頼みます。


以下、感想文

 
裏表紙に「殺人事件」なんて言葉があるから、
ミステリと思いながら読んでいましたが、
一向に殺人事件は起きないし、残りページが薄くなるに連れて、
このままじゃ、犯人を探すのが大変なんじゃないのかなあと
要らぬ心配をしていました。

あほですね。あほです。

舞台は精神科の病院。
チュウさん(この人が探偵と思っていました)とか、
昭八ちゃんとか、敬吾さんとか、
患者さんが出てくるのですが…覚えきれません。

それぞれ理由を持って入院したり、入院させられたり、通ったりしているのですが、
陰湿なところはなく、むしろ読んでいて気持ちいい。
(いや、ミステリと誤解していた時点で、実は…なんて展開も考えていましたが)

このままどうやって終わるのかなと、もう殺人事件も諦めていた頃に、
怒涛の展開が待っていて、
最後の最後、人間味あふれる言葉に潤んできました。

優しい人は優しいし、優しくない人は優しくない。
そこに精神病院のお世話になっている・いないは、
関係ない。

と思った次第であります。

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テーマ:読んだ本。
ジャンル:本・雑誌
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