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カリギュラ(「カリギュラ・誤解」より)

アルベール・カミュ/著(新潮文庫)

二度も三度も読む間があったら、他の本を読むべきだと思います。
DVDになるか、飽きるまで本で我慢。

カリギュラ(カイユス)=小栗旬
セゾニア様=若村麻由美様
シピオン=勝地涼
エリコン=横田栄司
ケレア=長谷川博己

で脳内変換をしつつ、舞台で好きな場面を必死に思い出し、
その下りだけを読むと
近年稀に見る美しい物語になりました。

好きな場面は言わずもがなの詩人と他登場人物の対話。

そして、二度観劇して、二度とも全ッ然記憶に残らなかった場面があるのですけど、そこを活字で読むと…小栗君はこんなのを記憶していたのかと脱帽しつつ、やっぱり読めなかった。

以下、追記(071219)。いつもより余計に腐っています。
要するに好きな場面。
くされすぎているので、思わず反転自粛。

□セゾニア様とシピオンの対話…ノーベル賞作家に☆3つ
シピオンがカリギュラとの思い出を語るシーンは、
世界を美しいものだと思っているけがれなき青年のままで、
のっけからカウンターパンチを喰らう。


□エリコンとシピオンの対話…ごはん3杯いけます。
物凄く短いけれど、物語の最初の要所(大嘘)。
ちなみに、文庫では「お嬢ちゃん」ですが、
舞台では「小鳩ちゃん」になっていました。どちらにしろ可愛いことには変わりない。


□カリギュラとシピオンの対話…ノーベル賞作家に☆5つ。
若い詩人が語る言葉は、愛の告白のごとく美しく、優しく、汚れがない。
けれども、それをたった一言で穢してしまうカリギュラ。


□ケレアとシピオンの対話
(かなりの脳内意訳)純粋な若者が、狂気に落ちた皇帝を想うことに激怒する
ケレアに、☆3つ。

□カリギュラとシピオンの対話
訣別の時。
「愛していたことを思い出してください」と告げる彼(シピオン)にむせび泣く。
父親を殺した皇帝を理解しようとつとめながら、
孤独に向かうカリギュラとともに歩む道を
見出すことが出来ずにしずかに去っていく姿が
見事に脳内で舞台に変換されて……
可愛すぎる。


□まとめ
……主役はタイトルでもあるカリギュラです。
なのにカリギュラに思いを馳せることが出来ない。
台詞が長すぎる上に、言っている事が???で、
とりあえず活字を追うことに一所懸命になっているうちに
その真意を読みとる事を忘れているからです(建前)。
本音、世の中を哲学的且つ厭世的に受け止める前に、
目の前の仕事をしないと行けない身にとっては、
そんな高尚な悩みは10代のうちに終わらせて次行け次、と思うわけです。
なので、余計にシピオンの純粋さがまぶしくて、
そっちに心が奪われてしまうのです。―――――なんてね。


なので、無駄に想像力を働かせていますが、
物語の主旨は何一つ理解していない。



―――本筋とは全く関係ないこと。
巻末に当時の新刊のタイトルが出ているのですが、
「燃えよ剣 下巻/司馬遼太郎」がなんと220円!!
ちなみにこの本は140円と定価がついています。
それを思うと、日本は物価の高い国になったんだなぁと。

でもこの文庫は古本で購入したので、ハードカバーの本とといといです。
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コメント
きなさん、おはようございます♪

おお、再読されたんですね!
私は図書館で借りたので、舞台を思い返してもう一度読みたいですが、それも叶わず。。。。
ほとんど原作どおりだったんでしょうか?

ほんとほんと、小栗君よくあんな台詞を覚えましたよね!
しかも覚える時間がほとんどなかったというのに。。。

再読して、さらに舞台ももう一度みたい!ですね。
2007/12/16(Sun) 05:23 | URL | りな | 【編集
りなさん、こんばんは。

再読しました。シピオンが出ている所だけ;;
舞台と違うなぁと思ったのは、
「小鳩ちゃんv」が「お嬢ちゃんv」になっていたところだけです。
翻訳した人が文庫と舞台で違うので他にもたくさんあるんだろうと
思うのですが、何分、記憶力の悪さに優れているもので…。

舞台は来年の頭にWOWOWで放送されるらしいのですが
地上波アナログの身にはDVDまで待機です。
いちばんは再演ですね、やっぱり。
2007/12/17(Mon) 20:53 | URL | きな | 【編集
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