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償いの椅子

沢木冬吾・著/角川文庫

気が付いたら読了。
久々に太い文庫を読んだ気がします。
次に読みたい本があったから、ちゃっちゃと読みました。

【物語】
銃撃を受けて親代わりの人を失い、
自身も半身不随になった男の復讐劇(?)と家庭の事情。

登場人物多くてついていけず。
ギブミー《主な登場人物一覧》。

以下、感想文

主人公は能見さんという人なのですが、
どれだけ読み進めても年齢が定まらない。
妹の一番上の子が中学生だから、30歳はいっているはず。

ハードボイルド的だから、髭の濃そうなおっさんになるのですが
一方で、慕っていた人のことを「おっちゃん」と呼ぶあたり
まだまだ可愛いところを残しているのではないかと夢を見たり…。

そんなこんなで、姿を消していた能見さんが再び東京に戻ってきて
旧知の人々と再会したり、公安の人に追いかけられたり、
義弟と悶着起こしたり、盗聴されたり、
色々しながら物語が進んでいくのです。

おかげで、よくわかりませんでした。
大体、5年前の事も、分からないままです。
能見さんが撃たれたのは分かった。
裏切りがあったからというのも分かった。

―――有働さんを筆頭に、秋葉さんや能見さんはなにをしていたんですか。

これが最大のミステリ。

視点が能見さんばかりではなくて
公安の桜田さんになったり南城氏になったり
昔の仲間になったり、身内になったりで、
つまり、「どこへ行くんだ、この話は!!」な状態で、
クライマックスを迎えてしまいました。

読み終わった今でも、能見さんの本職がわからず。
というより、能見さんに不自由な体をおしてまで復讐させた
亡き秋葉さんの人物像が掴めませんでした。
どれだけいい男なのでしょう。

黒幕が意外に早く分かったので、「へぇ~」というような驚きもなく、
むしろ叔父と姪のロマンスに一縷の希望を見出したり
(でも梢ちゃん中学生だよ)
したわけです。

あとは、公安に向いていないよと言われた桜田さんの
駄目っぷりにちょっと同情したり…。
ハードボイルドにはありえないくらいの大ボケっぷり。

ちょっとネタバレ
影の番長ならぬ、影の黒幕が登場する訳ですが、
忘れた頃に出てきたので驚きより、
まだオチがあったんかい!という思いが強かったです。
大体、身内を売り渡した理由が…ただの親馬鹿。

反転終了

ということで、
私としては梢ちゃんが幸せになる事を切に願います。
あと充君が元気になりますように。
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テーマ:漫画の感想
ジャンル:本・雑誌
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