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逃避行

篠田節子・著/光文社文庫

衝動買いして、即日読了。
珍しい。

隣家の子どもを殺した犬とともに逃げた主婦の物語。
と同時に、今年は亥年だなぁとつくづく思いました。

解説以外はいい話です。

以下、感想文

お母さん「更年期」という言葉を使いまくってごめん。
とまずは母に詫びたくなるような物語。

最初は、犬に酷い事をしていた近所の悪ガキの悪行に腹が立ちましたが
亡くなっては…もうなんも言えません。
でもやっぱり、むかつくぞ。
どうして子どもが殺されたのか、誰も気にしないんだなと言うより、
「凶暴な犬が、子どもを殺した」という事実だけしか知らせなかったのが悪いのか。

ぶっちぎれた奥さまは、犬を処分しろと言う周囲に逆らい、逃走。

人情に触れたり、危ない目に遭いながらも
犬と過ごせる場所に辿り着いていくのです。

それはそれとして、
DASH村を観ていると、農村生活いいなあと思うのですが、
一筋縄では行かないなと。
無理、農作業の経験はおろか、夏休みの朝顔もへちまも上手に育てられなかった
私には無理です。

最後がどうなるんだろうと思っていたら…
なんかやっぱり理不尽だなと。

ただ、哀しい事に最後の最後で「むっ」としました。
本文ではなく、解説の最後の下りで。

動物と暮らした事が無い人は立派なおとなになれない

みたいに言われたように勝手に解釈。
作者の方がいったわけではありません。
解説の人です。
そして、解釈をしたのは私の被害妄想。
穿ちすぎか、心理状態が悪かったのか。

でも、むかっ。
解説でひっかかったのは初めてです。
読むんじゃなかった。

ああ、でもきっとあっちのほうが稼いでいるから正しい事なんだろうな。
哺乳類を飼った事が無いので、
優しい人間に育ちませんでした。


本文は面白いというか、ずんずん先を読みたくなるくらいに素敵。
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テーマ:読んだ本。
ジャンル:本・雑誌
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