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ラスト・キング・オブ・スコットランド

監督/ケヴィン・マクドナルド
出演/フォレスト・ウィッテカー、ジェームズ・マカヴォイ、ケリー・ワシントン、ジリアン・アンダーソン、他

そもそもの間違いは、
ホリディとナイト・ミュージアムを天秤にかけて
「どっちも観たい!」と悩んだことだと思います。

二者択一の道を選んでいれば、こんなことにはならなかった。

独裁者=酷い人
(短い言葉で括ってはいけないけど長くなると収拾つかないので勘弁)

という単純な図式の元、観にいってきました。
虐殺する話は、「ホテル・ルワンダ」で観ているから大丈夫!

……そんなわけなかった感想文。ネタバレネタバレ

物語はアフリカの大地…ではなく、スコットランド。何故に。
そこで医師になったニコラス青年は所ジ●ージのダーツの旅を観て(嘘)
自身も地球儀を回して指の上で止まった国へ向かう。

大人しくカナダに行ってX-ファイルのロケ地めぐりをすれば良かったんだよ。

と突っ込んではいけませぬ。

ミーハー心丸出しで新政権の打ちたてたアミンの演説をききに行き
(思いっきり銃口を向けられているのになぜはしゃげる、地元住民?)
その帰り道に指を捻挫して大騒ぎをしている彼の治療をした事から、
事態が変わっていく。

権力を握ったからあんなにも疑心暗鬼になってしまったのか、
それとも元々そんな素質があって、権力を握った事によって
大多数の人間を殺してしまったのか。
一個人が被害妄想に陥るのは被害は最小限かもしれないけれど、
一国を担う権力者がその権力を使って恐怖に打ち克とうとするのは
迷惑以外のなにものでもない。

先の日記にも書いたけれど、
《映画》のはずなのにアミンという大統領の存在はとてつもなく恐怖で、
さらに彼の周囲で彼を守るために多くの人を殺した人達も怖かった。

なので、アミン役のフォレスト・ウィッテカー最強!! なんだあの迫力は。
言う事が気分によってコロコロ変わる大統領がとても気味が悪かったです。
機嫌の良いときに見せる人あたりの良ささえも、
いつそれが狂気に変わるか分からない危うさを含んでいて
安心して観ていられない位に。

そしていつも思う事なのだけれど、
カリスマ性を持つ人物が最高権力を持って民衆に迎え入れられる場面は
どの映画も怖い。
だって、結局彼らの笑顔はすぐに失われてしまうから。

―――――――――――――――――――――――――――

スコットランドからやってきた医師ニコラスについて。
お前いくつだ!
大統領という、権威ある人物の知己を得て得意になったニコラスは、
最初は周囲の忠告に耳を傾けず、気づいたときには後の祭り。
相応のしっぺ返しは彼自身と言うより、
彼以外の人に向かってしまっていました。

彼自身も罰は受けたわけですけど、
そのシーンでもう思いっきり目を逸らす。

観るに耐えられない。
音が少ない分、余計に想像して目を逸らしても怖かった。気味が悪かった。
お願いだから早く終わって。

最後はサスペンスのようで、早く逃げてくれと同時に
彼を助けてくれたお医者さまの無事を祈るばかり。

いちばん格好いいのって元主治医の人じゃないかなぁと…。

ということで、映画館から出る観客がとても大人しかった映画。
いや、観客数もありえないくらいに少なかったのですけど。

―――――――――――――――――――――――――――

ラスト

ハイジャックが起きるのですけれど、それを解決(と政治的アピール)に奔走する中、
妻を値取った男への復讐も忘れない大統領。
そして、自分らの要求はそっちのけで私情を優先させる大統領に
黙って見ているハイジャック犯人の構図が理解に苦しみました。
一発でも銃声がのぼれば、犯人が驚いて人質に発砲するのでは
ないかなぁと…。
それよりも、残された人たちはどうなったのでしょう。


解けなかった問題。
パスポートなしで出国して大丈夫だったのですか、ニコラス先生!!
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テーマ:映画感想
ジャンル:映画
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