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パンフ表紙

出口のない海

原作/横山秀夫
監督/佐々部清
出演/市川海老蔵、伊勢谷友介、上野樹里、塩谷瞬、他

行ってきました。
特攻といえば飛行機ですが今回は人間魚雷。
飛行機の映画と言えば、「月光の夏」、ハンカチ必携。
田中実が特攻隊員を演じていて、
今回は回天を運ぶ潜水艦を香川照之と動かしていました。
時の流れって…。

早速話を逸らしてどうする。

<感想その1>
伊勢谷友介、格好いいです。
「嫌われ松子の一生」でも格好いいと思っていたのに、
北中尉も格好よかったです。

【物語】
太平洋戦争末期。
元甲子園球児が海軍に志願し、人間魚雷《回天》に乗る話。

以下、感想文。先日の本の感想文とは異なります。
不思議ですね、同じ物語(の筈)なのに。
2時間にまとめるので、はしょれるところは端折っているのはお約束。

そんなこんなで、海老様。
他の俳優陣(若手)と比べて貫禄というか、線が太くてお育ちの良さが滲み出ているような…
というより、大学の同期や海軍仲間の中にあって一人どこか浮世離れしています。
潜水艦生活で無精ひげ生やしていい具合になったかんじ。

伊勢谷@北中尉。
前述した通り、格好良かったです。北中尉のバックボーンは当然のごとく割愛されていたけれど
前知識あるおかげで、めちゃ同情。

さて回天(どこかで“回転”にしそうで怖いです)。

故障しすぎとか、動かし方難しすぎとか、
潜水艦の上に乗っけた状態の海中でどうやって移動したんだろうとか、
それよりも潜水艦から魚雷発射するのに比べての利点が分かりません、
と袋叩きにあいそうな感想ですみません。

回天に入って敵の艦に体当たりするのに
むつかしい計算をしているのをみてクラクラしました。
その計算は、自身の残りの寿命を計算しているみたいなもんですよね。
冷静に出来るんですか、人間は!
それよりも全部暗算?とも考える自分に嫌気がさしてきました。

10代後半~20代前半の男が、
回天故障して敵艦に突撃できずに悔しがる(つまり死ねなかった事を悔しがる)のがいやです。
そのような思考にもっていくことが怖いです。

実際の太平洋戦争にからませると、とっても勉強不足だし、体験しているわけでもないので
勝手な事は言えないですけど。いや言ってるし。

特攻以外の箇所では…
大和でもありましたが、作戦に従事する直前に休暇が貰えて家族に今生の別れをするシーンが
盛り込まれていました。

親子が僅かに残された時間の中で短い会話をかわすシーンは、
たいてい涙無しには観られないはずなのに
今回は見事に乾いていました。

電車、ではなくて汽車で帰るシーンでもなんでだろう。
たいていあのような場面はおいおい泣くんですが。
本当に本当に本当に(くどい!)最後に言葉をかわせる場所なのに、
なんでホーム側の窓際陣取れたんだろう、なんて考えていた自分に反省。

いや、今回は、ささやかな青春の一幕として、並木部屋で男女が歌っているシーンを
観ながら、とっとと次のシーンに移行してください。
と思っている時点で、もうだめだめなんだと思います。

ラストシーンを観ていたら、やっぱり佐々木勉艇長の遺書を思い出して泣きそうになりました。
いや、泣きました。
つっこみどころは多々あれど、ラストシーンは悲しいです。
でも、なんで錆びてないの?とは思いました。錆びない金属で作られていたのか、回天。

以下原作読了済み人間によるネタバレな叫び

伊藤君(回天の整備士)、いつのまにモノローグ託されるほど出世したんですか!?
あ、でも塩谷瞬は可愛かったと思います。
でも、北中尉の老後をとても楽しみにしていました。


おしまい。
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テーマ:邦画
ジャンル:映画
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