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日本沈没

原作/小松左京
監督/樋口真嗣
出演/草剛、柴咲コウ、豊川悦司、大地真央、他

原作の単行本を持っておりますが
こんな前宣伝に命をかける映画になるとは露知らず、
古本屋で探しまくった本です。え、探し方が悪い?
おかげで上巻は双葉文庫、下巻は徳間書店です。

映画のガイドブックなるものを立ち読みして、
どんな役どころが出てくるのかチェックしていたら、
いっぱいありまして…。

庵野秀明・安野モヨコ夫妻、福井晴敏、どこに出てるんだー!!
丹波哲郎を見つけられなかった自分にショック。

シリアスな物語なのに、なんか楽しそうなキャスティングです。

以下映画の感想文。ネタバレ&暴言。あわわわわ;
役名・役者の名前ごっちゃになっています。しかも時系列で書いていません。
無駄に長いです。
冒頭からいきなり弁護士のくず先生と某国首相のそっくりさん!?
と思ったら、田所博士(豊川悦司)と某国首相・山本(石坂浩二)でした。
田所先生はひょっとして変人系ですか!? それはそれでオッケー。
と期待大。
主演二人が登場した瞬間に脇役と特撮の人々へ物語の期待を託しました。

特撮を請け負った人達が、がんばりました!!
という感じがいっぱいで、すごいスケールでした。
映画の背景がとても丁寧で素敵です。

田所先生や元妻の大地真央は日本が沈没するから色々とがんばっているのに、
巷ではオイルショックが起きているのに、
主人公二人の時間はめちゃくちゃゆったりと流れています。
そっち映す暇あったら、他あるでしょ。
と、なんだか急かしたくなります。だってもう日本沈没まで1年切っているんですよ。

緊張と中だるみが続く中、阿蘇山、桜島、大雪山、etcが噴火。
三瓶山も噴火。
時々日本列島全体がうつってくるので、自分とこは無事かな~とモニタで確認。

日本列島ピンチになっても、小野寺君(Kなぎ)はいろいろと考えています。
みんなが逃げているときになんでしょう、この余裕は。
他の人々は移動手段にも事欠いているのに、小野寺一人、無傷の故郷に帰ったり、
避難途中の居酒屋のみなさんのところへ生野菜背負って挨拶に行ったり、
主人公の行く道には災害が起こらないのがこの映画のセオリーらしいです。

聖人君子みたいに自己の保身を捨てろとはいわないけれど、
他の人と同じように命の危険に晒されているはずなのだから
もう少し緊張感を持って欲しかった。
すごく腹立たしいです。小野寺はもうどうでもいいから、他映して、他。
及川光博が地味に頑張っていました。そっちが不憫で泣けてきました。

道頓堀、奈良の大仏、清水の舞台、ほか観光名所が次々と失われていきます。
そんな中、田所博士が日本列島を救う方法を元妻に教えます。
やり方はともかく、これで小野寺君の登場した意味がやっと出てきました。やっとね。

無理にテーマ曲流さなくていいから(流さないといけない約束なんですか)、
映画で曲のプロモーションすんなと突っ込みながら、
物語は最終局面へ向かいます(そんな大層なものじゃないです)。

反転はとってもネタバレ。暴言5割増し。
原作と映画を別物として考えろというのは、常に思っているつもりです。

ラスト近く、大地真央を見守る政府の偉い人たちの眼差しが、
自分達のアイドルを何年経っても見守り続けてきたかつての少年のように見えたのは気のせいです。
とてもほほえましい場面です。

私は小松左京原作の『日本沈没』を観にきたのであって、
『日本版アルマゲドン』を観にきたつもりはなかったんだけどな~。
途中から、小野寺=ブルース・ウィリス+ベン・アフレックなの?と
思って観る。
くさなぎ君一人であの二人分を演じられているとかいているようですが、
役どころだけですから!!

原作が垣間見えるのは外国へ出発する直前、
石坂浩二が大地真央に語る話だけのようです。

列島が沈没することが分かったとき、日本人がするべき事。
なにもせずに、ただ日本という国土が失われていくのを待てばいい。
(かなりのうろ覚え台詞)

原作で心打たれるのは、老人が助かる道を捨てて日本と運命を共にする場面。
とても悲しいです。
それを削って、へたれ男女の恋愛葛藤劇に重きを置いてどうする!!
もっとこう…失われゆくものにたいする哀惜を…。
監督は本当にこんな話にしたかったのでしょうか。謎。

そして、ラストの海中で起きたドミノ倒し(ちょと違う)はとても圧巻。


ということで、特撮の人たちには惜しみない拍手を。

昔の『日本沈没』を観たくなりました。
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テーマ:日本沈没
ジャンル:映画
コメント
コメントありがとうです。
私は、①②⑤だけしか、気づきませんでした。
パンフ読んだり、ラジオ聴いたりして、愕然。
そうとなったら、また観て、発見して、すっきりしたいものです(爆)。
2006/07/18(Tue) 23:42 | URL | うぞきあ | 【編集
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