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フェルマーの最終定理

サイモン・シン(著) 青木 薫(訳)/新潮文庫

何ヶ月かかるんだろうと思いながら、あっさり読了。
ポイントは「(難しい事は)気にしない!!」

『博士の愛した数式』の著者・小川洋子さんの名前が帯があって
思わず手にとって見ましたが、大当たりでした。

大事なのは、定理にかかわった人たちの人間ドラマ。
フェルマーが遺したメモの一文

nが2より大きい自然数であれば
     xn+yn=zn
を満たす、自然数x、y、zは存在しない。


それの理由をちゃんと書いていれば良かったのに、
フェルマーは「余白が狭すぎてここに記すことはできない」
何も書かなかったことが全ての発端。

この言い訳を利用して
テストの解答用紙に「終了間際になったのでここに記すことはできない」
なんて書いても先生には通じないので気をつけたほうがいいと思います。

ミステリで被害者が絶命する寸前、犯人の名前を遺すことができるけど
犯人に消されることを恐れ、暗号文のようなメッセージだけ遺して、
「これで犯人見つけろよ」と言っているような感じですね。あるのか、そんなミステリ?

久々、泣きはしないけどなにかぐっとくる本に出会った感じです。
たくさんの魅力的な数学者が登場しています。
ただそれだけなのに、ひとつの物語を読んだような気分になれました。

最後にあれですが、現役時代の数学は鬼門中の鬼門。
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テーマ:ぐっときた本
ジャンル:本・雑誌
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