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李陵
『山月記・李陵  他九篇』(中島敦/岩波文庫)より

何を思ってか中島敦。
前から読みたいと思っていて、やっとこ読めました。

高校の現代文に「山月記」が載っていたのですが、
この頃は漢字が多くて面白くない~
と思っておりました。
当時真面目に読んでいたら、買わずに済んだ。…くっ。

ということで、「李陵」を読了。
前知識で、李陵の話を知っていたので、
読めない漢字とか、分からない単語とかあっても
なんとか状況(敵に捕まって、その先で色々悩んでる)だけは
分かりました。


以下、感想

内容はこんな感じ

戦に破れて敵方に捕らえられたけど
衣食住が保障されるどころか厚遇されて、
でもやっぱり国に帰りたいと思っていたら、
家族は皆殺しにされてしまっていた李陵の苦悩。(歪曲)

己の不遇っぷりを嘆いていたら、
同じように敵方に捕まり、厚遇を約束されながらもそれを拒み
さらなる極寒の地で人知れず苦難の十数年を過ごしていた旧知の存在を知り、
自分の境遇に対して思いを馳せてまたブラックホールを作る…。

李陵は自分の体面や一宿一飯の恩義や、
色々ありすぎて自分が取るべき方向性を見出せずに悩んでいたのだと勝手に解釈。
人間、モノを持ち過ぎるのはよくない、と言われたような気持ち。

だからといって、
極寒の地で終わりの無いサバイバル生活送れと言うのは酷です。

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漢文に慣れ親しんだ人(と高校時代に教わりました)が書いた文章で、
要するに自分が読み慣れていないために、
時々誘惑に負けてページを越え、巻末の註をめくってしまうのが悲しい。

こういった本の場合、都度、註を読むべきかまとめて読むべきか悩みます。
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