上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
『生きる』 乙川優三郎・著
本日読了。

「生きる」
切腹駄目駄目と命令されているのに、周りからやれやれと言われて
挙句白眼視される踏んだり蹴ったりの話(もっと内容は深刻です)。
主人公のおじさんが逆ギレしてもおかしくはない。
ところどころで、時代物を読んでいる気持ちになれませんでした。

遠藤周作の『侍』を読んでも思ったことだけど、
主人公のお侍様よりも、その人に忠実に仕えている
男の人にしんみりしてしまう。

「安穏河原」
己の勉強不足に忸怩たる思いをしながら読みました。
<警動>という単語。電車の中で調べられるかっ。
なんとなくで良くないことが起きたんだなーと思いながら読み続け、
帰宅後調べる。
知ってて読むのと知らずに読むのとでは違う。
なんかやるせない話でした。子供には良い事があればいいと思います。

「早梅記」
隠居した男の人はともかく、女の人が格好いい。
針仕事が出来て、料理が上手で、やりくり上手。おまけに美人!!
これで家柄がどうとかいう世の中は不自由だね。

以上三篇が収録されていました。
(本の紹介にも感想にもなっていない…)
三篇とも、それぞれ芯の強い女性が出てきて、
物語としてもよかったけど、そちらでもこの本が好きになりました。
素敵な話を読ませていただき、ありがとうございます。

最後に白状すると、在庫がない本屋はおかしいと思いながら
何軒かハシゴして、ようやく見つけましたこの『生きる』。
おかしいのは私。時代小説=藤沢周平と思って探していたんだから。
あるわけがない。切腹もんの話でした。
スポンサーサイト
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。