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5000年前の男―解明された凍結ミイラの謎  (文春文庫)
コンラート シュピンドラー (著)/ 畔上 司 (翻訳)


思わず衝動買い。
以前なにかのTV番組で「彼」のことが紹介されていたのを観て、
初めてのその存在を知る。

忘れかけていたごく最近、
「彼」に関わった人達が次々と亡くなっているというニュースをネットで見て、
思い出す。

それでも、そんなことがあるんだ、と終わらせていたのに、
立ち寄った本屋さんでその記事と一緒に本が平積みされていたのが運のツキ。

本屋さん、グッジョブです。本当に。

以下主観的な内容と感想文。
【内容】
ヨーロッパの氷河の中から発見された遺体。
当初はごく最近(紀元後)に遭難した人物の遺体だと思われ、
氷漬けにされていた遺体が発見されることは
珍しい事ではなかった。

が、それは5000年という時間を超えて現れた人間だった。

読んでいたらなぜか泣けてきました。

5000年も氷の中で眠っていた一人でいた「彼」の孤独を思うと、
自分勝手な感傷に浸ってしまう。

その一方で、センセーショナルなニュースに周りが色めき、
「彼」の生きていた時代が特定されていくたびに
なぜか殺人事件の犯人が特定されていくようなドキドキ感もありました。

遺体と一緒に見つかった遺留品(ちょと違う)から、
「彼」の住まいや職業について色々と推理されていきます。
羊飼い、シャーマン、アウトサイダー、etc。
一つ一つ根拠を挙げて否定し、特定していくのを読んでいくと、
根気強いなぁと変なところで感心。

内容が内容なので、年代を特定する方法など難しい事を色々と言われますが、
「それで何年前のものなのか分かるのね」
と無理矢理納得。
そうしないと前に進みません。

そして約5000年前、生きていた彼の身に何が起きたのか、
「彼」の体や身に付けていたものから推理し、
描かれていました。
土に還ることを知っていたのか、分からないですけど、
気が遠くなるような時間を過ごすなんて思わなかっただろうね。

・・・・・・・・・

ところで。

ネットで調べてみると
この本の著者コンラート・シュピンドラー氏も他界されていました。

・・・・・・・・・。
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