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片想い(東野圭吾・著/文春文庫)

読了。

東野圭吾の本の危険な所は、
先が気になってしまうところ。
なので、通勤時間に読むつもりが、
帰って最後まで読み通してしまうことがあるのです。
今回もそのクチ。

降車駅を逃すのがいやで、ちゃっちゃと読みました。
面白かったです。

【物語】
同窓会の帰り道、大学時代の友人に会った哲朗は、
その友人から「人を殺した」と告白される。

以下感想文。
内容触れています。ネタバレもしています。
少し冷めてきている元恋人同士の、現在夫婦。
そこに訪れた久々再会の友人は殺人犯で、ただいま逃走中。

妻は何を思ったか、
警察には通報せず、ましてや自首も勧めず、
友人を匿うと言い出す。

主人公は、友人を守るために事件に近づいていくが
そこから別の問題へ発展していった。

男が女で、女が男で、
性同一性問題を取り扱った内容。

一人、また一人と事件に関係する人物が現れ、
事件は思わぬほうへ進んでいく。

殺人犯を追うのではなく、殺人犯を匿う話なのに、
なぜか真実を追いかけていく話しになっているのです。

ありえない、
とは言い切れないのが、
色んな事が起きている世の中なので、
殺人云々は抜きにして、
そういったことも行われていても
おかしくはないのでしょう。

裏社会に格別通じている人が主人公でも無いのに、
そんなところに行き着いても落ち着いているのは、
やっぱり大人だからでしょうか。

それよりも、あれこれ事実が明るみになるにつれて、
どの登場人物に対しても、「ひょっとして…」と
思うようになりました。

話は変わりますが、
デリケートな問題を織り込みながらも、
やるときゃやるよ、みたいな感じで
颯爽と登場する新聞記者さん。

なんと言いましょうか。

近づいてくる終わりの中、
一種の清々しさを感じました。

考えさせられる物語でありながら、
ちゃんと楽しめる部分もあるといのが
嬉しい。

楽しんでいるのが自分だけだったらすみません。
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テーマ:読書メモ
ジャンル:本・雑誌
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