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ミュンヘン

監督/スティーブン・スピルバーグ
出演/エリック・バナ、ダニエル・クレイグ、
     マシュー・カソヴィッツ、ジェフリー・ラッシュ

上映時間 2時間44分
内容の良し悪しよりも先に、尻込みする長さ。

【物語】
1972年、ミュンヘン。
オリンピックで11人のアスリートが殺される。
政府が下した決断は、『報復』

すんません、ベルリン・オリンピックと勘違いして
大戦中の話かと思っていました。

以下ネタバレ感想文

IRAとかPLOとかKGBとか、
これでもかという位に組織の名前が出てきます。

多分、「PTAが…」という台詞がでてきても、
そっか、世界にはそういう組織もあるんだと
納得していたはずです。

新聞を読んで、ちゃんと時事問題に通じていないと
裏事情はサッパリだと思います。
サッパリだった人間です。

冒頭から酷い事の連続。
事実に基づいた話だから、
殺された選手たちは
あんな風にして命を落としていったのだと
まざまざと見せ付けられました。

人が無残に殺される映画は苦手ですが観る。
無残じゃなければいいのかというと、
無残では無い殺され方をする物語があったとは思えないので却下。

人が殺される場面は怖いですけど、
同様に怖いのが、襲撃が始まる前の緊迫感。

緊張に次ぐ緊張の連続。
隠密行動をして、
不意をつくわけだから前後の緊張感がなんとも言えずに
怖いのです。
一触即発のシーンが多くて、心臓がばくばくしてました。
なかなか引き金を引かないものだから、
いざ弾かれたときにはびびってしまう始末。

バトルロワイヤル以来の恐怖の連続でした。
どんなに和気藹々としていても、
扱っている内容が内容だから
いつでもセットされた爆弾が爆発したり、
銃声が鳴り響いたりするかもしれないと
勝手に推測して勝手に怖がっておりました。

様々な方法で人が殺されていき、
だんだんいやになってくる。
もうやめようよと。
でもどっちも止める気は無い。

人を一人殺すたびに、
後任の仇が現れてさらに殺される。
そして殺して、後任が現れて殺して、
エンドレス。
それに気づいた主人公は、今まで自分がしてきた事に対する報復に怯え、
同じように狙われているのではないかと眠れなくなる。

エンドレスとなってきた復讐にどうやって映画として終わらせるのか、
途中から気になってきました。
どう足掻いても、当初の目的「ミュンヘンの報復」を完遂する為に
殺さなければならない人間は減りますが、
新しい人材は増えていっているような気がするから。

その筋の人間を集めた復讐劇と思いきや
「爆弾の解体は専門だが、作った事は無い」
という人が作る爆弾。
殺傷力が低かったり反対にありすぎたり、
電波が届かなかったり、
そっちにもはらはらしました。

そして、
懊悩する主人公は、それを料理で表現。
趣味か、奥さんの手綱さばきが良かったのか、
無駄に手際の良い工作員。

一人、また一人と殺していくうちに
感情か失われていく主人公。
休職し、家族の元へ帰るものの、
自分の命だけではなく最愛の家族の命さえも狙われている
不安に苛まれる。

因果応報な話。

◆ちょっと余談
重箱のすみをつついてなんですが。
これから人を殺しに行く集団が女装するのはどうかと思う。
しかも暗闇だからと手を抜いて、
髭も剃っていないし、化粧もしていない。
ブラとストッキングはしていましたが。

女装したまま殺されるとはづかしい。
だから命がけで任務を全うして帰って来いという
ある意味背水の陣なのでしょうか…。
事実をベースにしつつこの部分は創作???


『おもしろい』わけではないですが、
かといって
『おもしろくない』と切り捨てる事は出来ない映画。

うーん…。
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テーマ:ミュンヘン
ジャンル:映画
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