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変身

原作/東野圭吾  監督/佐野智樹
出演/玉木宏、蒼井優、他

本当に今年は邦画しか観ていないです。
やばいです。ミュンヘン観に行きたいのに。

【物語】
病室で目を覚ました一人の男。彼は頭部に重傷を負っていたが、
自身にはその時の記憶が欠けていた。
ゆっくりと目覚める前の事
―――自分の事、仕事の事、絵の事、そして大切な人の事

日常に戻った後、彼は目の前の現実に酷い違和感を覚え
そんな自分にまた驚愕する。

以下ネタバレ感想
破損した脳の一部に他人のものを移植された人の話。

移植された他人の脳と本来の自分の脳との
間に起きる軋轢に苦しむ主人公。

結末は、救われたけれど、救われない。

昨日までは幸せだった恋人たち。

未来も明るいと信じていたのに、
想像外の悪夢によってそれは失われてしまう。

他に好きな人が出来たという、
自身の内面の変化が要因ならばともかく、
第三者によって変えられてしまった
自身の心情の変化に苦しまなければならないのが、
せつな過ぎると思います。

“成瀬純一”という本来の自分のままで
恋人のために出来る最後の手段。

彼にそれを選ばざるを得ない状況に追い込んだものに対する
憤りもあります。
彼の寿命を延ばすことに成功した医師に直接の原因はあるにせよ、
発端は全く関係の無い人間がおかした犯罪であり、
犯罪の発端は犯人が生まれる前に起きた男女の問題なので。

一見無関係にみえて
時間が経つと繋がってしまうことが
たくさん起きている。
そう思うと、さらにやりきれないです。

「他に辿る道はなかったのか」とは
言えない映画。
そんな映画、大好きです。

物語とは関係の無いところで。
主演2人を初めて観たのですが、
蒼井優が可愛かったです。
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テーマ:邦画
ジャンル:映画
コメント
はじめまして。
第3者によって自分の人格が変えられてしまう恐怖。
でも医師サイドにすれば
命を救った、生命の奇蹟だくらいにしか思ってなくて
しかも狂ったとなると痕跡も残さず抹殺しようとする怖さ。
・・・やりきれなさがいっぱい残りました。
彼が彼であるためにこんな結末をむかえなきゃいけないのかということに。
・・・「それでも愛してる」という映画のキャッチコピーは本を読み終えたあとで
ドッとせまってきました。
2006/02/11(Sat) 23:08 | URL | Ageha | 【編集
>Agehaさんへ

こんばんわ、はじめまして。
コメントいただきましてありがとうございます。
原作を読んだときは、薀蓄が多くて行為に対して色々と考えてしまいましたが、
映画では玉木宏と蒼井優のふれあいが幸せそうだった分、
事件後の二人の苦悩ぶりがせつな過ぎました。
2006/02/12(Sun) 22:32 | URL | きな | 【編集
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