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yamato
男たちの大和/YAMATO

監督:佐藤純彌
出演:反町隆史、中村獅堂、渡哲也、仲代達矢、他多数

チラシをみれば一目瞭然、結末が分かっていても悲しいのは、
結果ではなく過程に泣かす要素があるからだと思います。
久々号泣映画。

日本の戦争映画の心配事といえば、ロンゲや太った軍人が出てくるか否か。
まぁ大丈夫だよねということで、戦艦大和の最期を綴った物語を見てきました。

【物語】
不沈艦を謳われた世界最大級の戦艦・大和。
その巨大な艦と乗組員たちの最期を描いたもの。
物語は、大和が沈没した場所へ行きたいと、
漁業組合を訪れた女性と、ある老人が出会ったところから
動き出します。

タイトルロールが忘れた頃に出てきます。

以下、さらなるネタバレ含む感想文。
冒頭で海底で眠る大和の船首が見えた時は悪寒が走りました。

繰上げ卒業した15~7歳の少年兵が配属された戦艦大和。
前線に立つ上官からの厳しい叱責と怒号が飛ぶ毎日に
放り込まれることになる。
厳しい演習、上官の叱責、そして実戦を経て、
深まる友情と日本の危機を肌で感じる少年たち。
そんな中、大本営(違う?)は戦艦大和にある任務を命じる。

―――沖縄に向かい、米軍に特攻する事(大雑把)

命令を出す側の言い分が出てこないので、すっきりしません。
出てきてもスッキリしないと思いますけど。
唯々諾々と拝命するしかない立場の人間のことを考えていたら
やっていけないんでしょうか。

最後の上陸の日、乗組員達は最後の別れをします。
母親が子どもを見送る場面はどれを観ても辛いです。
なんで子どもを死ぬと分かっていて送りださないといけないんでしょうね。

戦闘シーンは力入ってます。
怒号・血飛沫・砲撃の音。人が撃たれて斃れるシーンで久々びびる。

が、どれだけ凄まじい攻防が行われているのかをみせたいのか、
それとも残酷シーンをなるべく観客に見せたくないのか、
切り替えが早くて何が起きているのかついていけないのでした。

そして、新米とそうでないかの違いは顔つきで分かるとして、
肩章の区別が付かないので、一体誰が偉いのかわかりません。
このため、偉い人の人事関係に振り回されました。
知らなくても映画は観られますが、気になります。

今回の感想は、
母のぼたもち、生き残ってしまった少年のその後の人生。

物語の主軸となる少年兵たちは、前述の通りの若い子ばかり。
そんな子供と母親の最後の触れ合いが描かれています。
勿論、映画なので全員の別れを描いているわけでは無いけれど、
描かれていない部分でも、それぞれの別れがあると思うと胸がつまされます。

最大のネタバレ
そして、沈没後、亡くなった戦友の母親に土下座する場面があります。
酷い罵声を浴びせなければならない母親の悲しみ。
その少年が自分の子と同じ年だと知ったときの表情。
年端も行かない子供が、息子の死を母親に知らせることになる理不尽さ。
戦闘中よりも、その前後が悲しいです。


21世紀、老人と行動を共にする15歳の少年が
静かに話を聴いているのが救われます。

以下、蛇足。
反町がずっとエプロンして炊飯しているのが意外と似合ってました。
若い人達がたくさんいる中で、
第二艦隊司令長官という役柄に渡哲也を据えてどっしり構えさせると
なぜか安心します。
そして大和最大の謎→内田氏がどうやって大和から生還できたのかを見逃しました。
人間関係はパンフレットで補完。イージスでも同じことをしました。

さらに日本の戦争映画、しかも戦艦大和の話だからかどうか知らないですけど、
やたらと耳に付いたのが年上の男性の声。
上映中にうんちくを垂れる人の声が聞こえるかもしれません。
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テーマ:日本映画
ジャンル:映画
コメント
内田氏
晩年の内田氏は、結局出てきませんでしたが、逆にソーゾー力を働かせてしまいました。
渡哲也の伊藤整一は、“連合艦隊”の鶴田浩二のイメージが強くて違和感ありました。
2005/12/18(Sun) 22:42 | URL | うぞきあ | 【編集
突然で申しわけありません。現在2005年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。トラックバックさせていただきましたので、投票に御参加いただくようよろしくお願いいたします。なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://forum.nifty.com/fjmovie/nma/です。

2005/12/22(Thu) 23:15 | URL | 日本インターネット映画大賞 | 【編集
ヤフーの検索でたどり着きました。
アナタの文章の最後のところで大きくうなづいてしまいました。そう、じいさんたちの話し声です。
映画に感情移入しきれずに損した気持ちになりましたね。
2006/01/26(Thu) 16:28 | URL | さるお | 【編集
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●『男たちの大和 YAMATO』2005年12月17日公開。公開まで後一ヶ月。なんだか地元広島では盛り上がりつつあります。呉の大和ミュージアムもかなりの動員があるらしいです。同日公開になった強敵『キング・コング』とどう勝負するのか?(その前にハリー...
2005/12/18(Sun) 21:11:54 |  映画鑑賞&グッズ探求記 映画チラシ
■ストーリー   なんか、タイタニックみたいな始まり方(回想)だと思ったら、   やはり最後までタイタニックみたい(ネックレスを捨てる→散骨)だった。   この話は、実在する、大和の乗組員の生存者の話を元に構成されているが、   結局、何を言いたかったの
2005/12/18(Sun) 21:16:31 |  うぞきあ の場
「男たちの大和 YAMATO」は17日から公開なんですが、この映画やこの映画をベタ褒めしちゃってるINDYならば、当然初日の初回に観に行くだろうって思ってました?いや、そんな事気にしてないしとかそう言う意見は馬耳東風でいくとして、ああ、もちろん行ったとも!例
2005/12/19(Mon) 00:13:58 |  欧風
戦時中の。「立派な戦死」を遂げた人達のことと、「死に損ないの卑怯者」と罵られる、生き残った人達のこと。「立派な戦死」て何。。生き残った者はなぜ「死に損ないの卑怯者」と罵られなければならないのか。助けたいのに助けられなかった命。特別年少兵と...
2005/12/19(Mon) 22:48:50 |  ●虹色ヒマワリ●
映画館で、出演:反町隆史/中村獅童/鈴木京香/蒼井 優/渡 哲也/仲代達也/原作:辺見じゅん/脚本・監督:佐藤純彌/作品『男たちの大和 YAMATO』を観ました。●ストーリー2005年の桜が咲き誇る季節、鹿児島で漁師をしている神尾克己(仲代達也)の元へ、戦艦大和の沈
2005/12/21(Wed) 01:11:28 |  Rohi-ta_site.com
 映画ファンの皆様、毎年恒例の日本インターネット映画大賞(旧称:ニフティ映画大賞
2005/12/22(Thu) 23:12:19 |  日本インターネット映画大賞 in ブログ
一本目です。本編前の予告・・・高橋しん原作の「最終兵器彼女」があった!!えーーー、ついに映画化されるのかっ♪♪これも感動作ですよ、楽しみまた原作読まなきゃ・・・予告が何本か続いた後に、いきなり始まった。映画に吸い込まれていった。初っぱな鹿児島弁、懐かしか
2005/12/23(Fri) 15:09:30 |  ★★レガシィBP5 2.0GT spec.B WR-Limited2004★★
約一ヶ月ぶりの映画ネタです。 丸の内東映で先週公開された「男たちの大和/YAMATO」を見てきました。 原作者の辺見じゅんが1945年に東シナ海沖に沈没した戦艦大和の 乗組員の生存者と遺族を取材して書いた「男たちの大和」を 戦後60年記念として映画化。 監督と脚本には
2005/12/24(Sat) 03:50:01 |  ナナシ的エンタメすたいるNet
YAMATO浮上!-ドキュメント・オブ・『男たちの大和/YAMATO』- ?「男たちの大和 YAMATO」正月映画の中で、製作発表時から、ダントツ期待値が高い2作品、「キング・コング」と?「男たちの大和 YAMATO」どちらも期待を裏切らない、素晴しい出来ばえだった。
2005/12/28(Wed) 18:39:09 |  わたしの見た(モノ)
「男たちの大和」★★★☆反町隆史、中村獅童、松山ケンイチ主演佐藤純彌監督、2005年日本あえて言うなら無駄な死を目にして悔しくて堪らなかった。無駄な死というより無残なと言い換えた方が正しいのか。戦争に行くということは死ぬかもし...
2005/12/29(Thu) 18:37:47 |  soramove
遅ればせながら昨日「男たちの大和/YAMATO」を観てきました。監督・脚本: 佐藤純彌   原作: 辺見じゅん「決定版 男たちの大和(上下)」(ハルキ文庫刊)  キャスト: 反町隆史 / 中村獅童 / 仲代達矢 / 山田純大 / 鈴木京香 / 松山ケンイチ / 蒼井 優、...
2006/01/23(Mon) 00:18:17 |  ブツヨク人 ~ GOのハッピー?!ライフ ブログ ~
監督 佐藤純彌出演 反町隆史    中村獅童    松山ケンイチ「戦艦大和」と言えば、昔プラモデルのウォーターラインシリーズなどのプラモデルを良く作りましたね。かなりデカイ模型何かも売っててプラモデル店のウィンドウによく飾っていた・・・だいたい店のウィン
2006/01/25(Wed) 23:59:28 |  キングの映画の窓(劇場鑑賞版)
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