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蝉しぐれ

原作/藤沢周平  監督/黒土三男
出演/市川染五郎、木村佳乃、今田耕司、ふかわりょう、他

観てきました。
四季それぞれの景色がどれもこれもきれい。
本当に「現代」の日本の中から見つけてきたのかと疑ったよ。

先日原作を読んだのは、5割がこの映画のためでした。
そりゃ期待しました。

以下内容に触れた感想。

原作と同じく蛇にかまれる場面から始まります。
それから、一話ずつ挿話を繋げる感じで進みます。

一番の見所(私的)は、父親と対面するシーン。
今生の別れと知っての短い対面であるのに、
何も言えない主人公と、短い言葉で語る父(緒方拳)。

方や明日死んでしまう身であり、
方や次に見えるときは遺骸と分かっている息子。
なのに、彼らは一瞬たりとも取り乱したりせず、
静かに話を終えます。
なんという自制心。
小説を読んだときにも思いましたが、
感情をさらけ出さないところが、胸につまされます。

こういうとき、丁寧に作られた時代物語っていいなぁと思います。

さらに、父親を自宅に連れ帰る場面でも苦しくなりました。
子ども時代の男の子が引き続き演じているのですが、
炎天下、衆目の中で必死に荷台を牽く姿がよいです。

その後、市川染五郎と木村佳乃になるわけですが、
以降に関しては語る口がありません。

でも一言…少年時代あれだけ焼けていた少年が、
なんで大人になった途端色白になったんだよ。
外回りの仕事に就いたのに…
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テーマ:日本映画
ジャンル:映画
コメント
TB&コメありがとうございます
市川染五郎登場以降はお気に召しませんでしたか?
残念ですねぇ・・・
でも私も、今回最大の賛辞を送りたいのは、緒方拳さんかな、やっぱり。
2005/10/04(Tue) 22:47 | URL | ぐ~ | 【編集
>ぐ~さん
こちらこそ、TB&コメントありがとうございます。
市川染五郎というより、
緒方拳(敬称略)に全てをもっていかれたような感じがしました。
本当に、いい物語なのに。
2005/10/05(Wed) 23:22 | URL | きな | 【編集
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